中央看護専門学校の校舎は、昭和50年に建設され築36年が経過しています。老朽化・狭隘化が著しく、現在の教育環境としては決して恵まれたものではありません。

 また、厚生連の恒常的な看護師不足も重要な問題であり、この度養成人数を現在一学年60人のところ80人に増員することと校舎の移転新築が行われることになりました。定員増、校舎移転新築を実施し、開校するのはいずれも平成25年4月を予定しています。(校舎建築工事は、平成24年6月1日に着工し、平成25年3月中の完成予定)

 新校舎は、長岡中央綜合病院敷地内にある医師駐車場部分に一階はピロティ形式で駐車場を現存し、二階・三階・四階が校舎となり、病院施設とは渡り廊下で連絡する予定です。校舎の構造は、二階に図書室、240人収容可能な食事や学習に使用できるコミュニティホール、体育館、更衣室、教務室等を配し、三階は教室および実習室、カウンセリングルーム、四階は講堂および演習室等を配しています。

 採光のために建物の中央部は吹き抜けが設けられ明るい校舎になる予定です。

 念願の移転新築が実現するという今、学生・職員共々大変喜んでいます。

 学校は、地域の皆様方の健康へのニーズと期待、時代の要請に応えうる未来の看護師養成の責務を新しい校舎で精一杯果たし続けていきたいと思います。

 中央看護専門学校  副学校長 齋藤敬子