今回は、まさに「好青年」という言葉がぴったりな魚沼病院の相澤先生にお話を伺いました。
先生のご出身は
 出身は新潟市です。高校まで新潟市にいましたが、学生時代を千葉で過ごし、大学卒業後新潟に戻ってきました。

医師を目指した訳は
 中学校三年生の社会科の授業で、難民キャンプについてのビデオを見る時間がありました。そのビデオでは、難民キャンプの劣悪な環境や、一日に何人もの子供の命が失われている悲惨な状況が語られていました。平和に楽しく過ごしてきた自分とのあまりの境遇の違いに衝撃を受け、その頃から健康や命の大切さを考えるようになりました。この出来事が医学を志す原点であったように思います。

小児科医を選んだ訳は
 元気に遊んでいた子供たちが病気になった時、また元気になって元の生活を送れるように、そのお手伝いができたら何て素敵なことだろう、と魅力を感じていたので、最初から医師になったら小児科医になろうと考えていました。子供たちの笑顔をみると元気をもらえます。

診療上のモットーは
 適切な診断・治療はもちろんですが、保護者の方への説明にも重点を置いています。お子さんの体調が悪い時、それを一番近くで見ている保護者の方の不安はとても強いと思います。お子さんの状態、今後の予測される具合の推移や再受診が必要な場合の症状などを丁寧にお話させていただき、保護者の方が少しでも安心して家で様子をみることができるように努めています。

 (取材/風間)