出身はどちらですか?
 1型糖尿病は小児人口十万人に一人といわれる難病です。発症は突然で、原因は不明です。過食や運動不足とは関係なく、風疹やインフルエンザなどの強いウイルスに感染したあと、膵臓(すいぞう)のインスリン(血糖値下げる唯一のホルモン)を作るβ細胞が、自己免疫により破壊され発病するとも言われています。
 皆さんがご存知の糖尿病は2型とよばれるもので、一部には遺伝的要素やストレスが原因となる場合もありますが、食生活や運動不足などの生活習慣が原因で多くは発症します。糖尿病患者さんの九五%がこの2型糖尿病で、残りの五%が1型糖尿病患者さんです。

出身はどちらですか?
 1型糖尿病は小児人口十万人に一人といわれる難病です。発症は突然で、原因は不明です。過食や運動不足とは関係なく、風疹やインフルエンザなどの強いウイルスに感染したあと、膵臓(すいぞう)のインスリン(血糖値下げる唯一のホルモン)を作るβ細胞が、自己免疫により破壊され発病するとも言われています。

出身はどちらですか?
 1型糖尿病は乳児でも突然発症することがあります。健康な両親のもとに生まれた、健康だった子がある日突然に発病します。多くは成長期に発病しますが、乳児期や大人になってから発病する方もいます。多くは青少年期に発症するため、ご本人ご家族に多大な精神的負担を強います。

出身はどちらですか?
 決して食生活や、運動不足などが原因で起こるものではありません。完治することはなく、命の維持のために一生インスリン注射を続けなくてはなりません。

出身はどちらですか?
 ほとんどの方は「糖尿病」と聞くと、生活習慣病の方を思い浮かべるでしょう。「若いうちからぜいたく三昧して病気になったんだろ」などと病名から多くの方が受ける誤った認識のために、1型糖尿病患者さんの多くはまわりから糖尿病の正しい理解がされずに、さらにつらい闘病生活を余儀なくされているのが現状です。

 食事前にインスリンの注射、食後に自己血糖の測定、低血糖により捕食など血糖コントロールのためのしぐささえ、周りの冷たい視線に胸が痛みます。糖尿病には二つの型があることを理解し、温かく見守りましょう。
(記事/清水)