刈羽郡総合病院では、2階の総務課と透析室の間で、ピアノの生演奏を行っています=写真。

 演奏してくれるのはボランティアの方たちです。演奏時間は午前8時半〜9時。演奏曜日は不定です。

 朝の忙しい時間ですが、心地よいピアノの音が一階ロビーや透析待合室に響き渡り、とてもいい気持ちになれます。

 入院中の患者さんの中にも、ピアノの演奏を楽しみにしている方がいます。この日も「これが楽しみで…」と言って、病棟からおりてこられていました。

 演奏される曲については、ピアノの上に「リクエストノート」が置いてあり、患者さんと演奏者の意思伝達ができるようになっています。曜日によってはピアノとフルートの合奏も行われています。

(取材/上石)