今回は、旅行と登山が趣味という佐渡総合病院の渡辺智先生にお話を伺いました。
出身はどちらですか?
 新潟市です。

出身はどちらですか?
 自衛隊医官を養成する防衛医科大学を卒業しました。卒業後、陸上自衛隊の医官として任官し、2年間の研修医終了後は群馬県高崎の部隊勤務という、特殊な経歴があります。部隊勤務では、特殊部隊の訓練に同行して佐渡の金北山に入ったことがあり、懐かしく思っています。それから、埼玉県の済生会川口総合病院、防衛医科大学の研究所を経て、昨年の七月に防衛省を退職し、地元の勤務を希望して新潟大学第一内科に入局しました。佐渡総合病院には、昨年の10月に着任しました。

出身はどちらですか?
 親戚に内科医がいて、子供心に尊敬の念がありました。おのずと中学のころから、その先生のようになりたいと医師を志すようになりました。

出身はどちらですか?
 学生のころ、糖尿病の研究をやっている先生の手伝いをする機会がありました。その際、糖尿病についていろいろ教えていただき、生活習慣病全般に興味を持つようになりました。研修医では、循環器科が生活習慣病も担当していたため、循環器疾患も自動的に研修するシステムでした。正直、学生時代は循環器に興味はなかったのですが、研修しているうちにだんだん興味を持ち、循環器プラス生活習慣病を生涯のテーマとすることを決心しました。

出身はどちらですか?
 生活習慣病は、欲望との戦いです。おいしい料理を食べ、うまい酒を飲む。これを我慢して、つらい減量や運動をする。一言でいうのは簡単ですが、いざ実践となるとなかなか大変なことです。一気に実践するのは大変ですので、少し食べる量を減らす、少しでも良いので散歩などをする。これを毎日続けるだけでも、予防効果はあると思います。「継続は力なり」です。