介護老人保健施設「アルカディア上越」が2010年7月に開所し、9カ月が経ちました。深川施設長と齋藤看護介護部長のもと、「安心・安全・静か」をモットーに運営してきました。食堂に出て食事をされる利用者は八十人弱、経管栄養の方は二十人弱となっています。食事をされる利用者の中で、50人以上が車いすへの移乗が必要とされています=写真=。
現状はとにかく日々業務をこなすのが精一杯で、スタッフも利用者本意の介護をするよう、悩み、考え、実践しているところです。アルカディアの語源である桃源郷のような施設にすべく考えていますが、やはりレクリエーションの内容に苦労しています。利用者の介護度も様々でどうすれば利用者が楽しめるのか、試行錯誤しながら利用者にあったレクリエーションを検討しています。また、開所前に作成したマニュアルなども業務整理もあり、変更しているところも出てきました。今後も随時スタッフで話し合いながら検討し、利用者本位の介護ができるように検討しています。
また、他職種を交え毎日カンファレンス(会議)をしながら利用者の情報収集をし、変化に対応をしています。毎月の行事を計画し利用者の中には泣いている方もおり、とても喜んでいただいたようです。普段見せたことのない表情も見られとてもやりがいを感じ、励みになりました。
スタッフが開所前に持った気持ちを忘れないよう、初心を思い出し、利用者・家族・近隣住民の方々にアルカディア上越が良い施設だといわれるよう、施設長を中心としてスタッフ一同力を合わせて日々頑張っていきたいと思います。
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