秋も深まり、厚生連の各病院では恒例の病院祭を開きました。1986年に佐渡総合病院、1991年に長岡中央綜合病院が開いたのが始まりで、病院を地域に開かれた健康を考える憩いの場にしようと、「ひとの思いがかよいあう病院を」合言葉に取り組んでいます。そして現在は、8病院が地域の皆さんとともに病院祭を開いています。

 そこで今回は佐渡、上越、けいなんの三総合病院の病院祭を紹介します。

地域が変わる、3800人でにぎわう佐渡
 今年で25回目となる病院祭は、10月17日快晴のもと佐渡総合病院を会場に開かれました。この日は隣接するJAで収穫感謝祭、駐車場ではさど秋まつりも同時に開かれ、3800人余りの来場者で大変にぎやかな一日となりました。

 病院祭は佐渡総合病院、羽茂病院、真野みずほ病院、老健さど、各診療所、看護専門学校、労働組合、患者会そして島内の各種団体、地域の皆様方など多くの方々が一体となって、「命・医療・健康」について問いかけ、考え、参加して楽しんでもらおうと続けてきました。

 今回は、メーンテーマに「佐渡の医療が変わる」、サブテーマに「私達にできること」と題し、「地域医療連携ネットワーク(佐渡島病院構想)」が公開討論会として行われました。また、病院講堂のイベントでは佐渡プロジェクト講演、地域保健講座が開かれました。どちらも大勢の方が真剣に耳を傾けて聞いていました。

 また、健康・医療についてのテーマのほかにもたこ焼き、フリーマーケット、子供チャレンジコーナー、軽食コーナー、看護学生のよるソーラン節などもあって、来場された方は思い切り楽しんで頂けたのではないかと思います。

(取材/北見)

地域が変わる、3800人でにぎわう佐渡
 今年は「健康な未来を応援する上越総合病院」をメーンテーマに九月二十五日、病院祭は開かれました。

 病院や各職種の仕事を知っていただくために、スタンプラリー、職場紹介パネル展示、白衣体験コーナーを企画しました。また、体力測定、血管・肺年齢測定など健康に関する企画のほか、やきそばやわたアメの屋台など様々なイベントを通して、大勢の地域の皆様や職員家族との交流が深められました。

 会場のメーンステージでは、バルーンアートやジャグリングの大道芸人のショー、津軽三味線やひょっとこ踊りなどが行われ、入院患者様にも、楽しいひと時を過ごしていただきました。
 今後も「人にやさしい、地域に開かれた、地域に貢献できる病院」としての役割が果たせるよう、職員一同力を合わせていきたいと思います。
    
(取材/栗崎)

地域が変わる、3800人でにぎわう佐渡
 「応援します! あなたの健康―広げよう思いやりの輪・地域の輪―」をテーマに9月25日、第4回目のけいなん総合病院の病院祭が開かれました。
 正面玄関ホールの特設ステージでは、職員による合唱、ボランティアで出演してくれたピアノと独唱のコンサート、上越マジシャンクラブによる幻惑のイリュージョンマジックショーなどが披露されました。

 また、政二文明副院長による講演にも大勢の方が傾聴されていました。
 身体測定コーナーでは骨密度と体脂肪の測定、AED体験、乳がんの触診体験などが行われ、行列ができるほど大好評でした。

 その他にスタンプラリー、写真・生け花・工作などの作品展示、模擬店やバザーのコーナーも盛況で、昨年よりさらに多くの地域の皆様から来院していただきました。本当にありがとうございました。
(取材/堀川)