今回は、子供たちに好かれ、スタッフにも信頼されている魚沼病院の井埜先生にお話を伺いました。
出身はどちらですか?
 群馬県伊勢崎市出身です。昔から絹織物が有名で漫画家のあだち充の出身地でもあります。ぺヤングの本社もありますね。大学への進学に伴い新潟に来ました。福島県や大阪府も含めて主に県内の病院に勤務した後に2007年に魚沼病院に赴任しました。(7年ぶり2回目です)

出身はどちらですか?
 小さいころに風邪を引くと近所の開業医の先生がわざわざ往診に来てくれました。おしりに注射をされるのが嫌で逃げ回っていましたが、やさしく接してくれる先生に憧れたのかもしれません。高校の球技大会で足を骨折した時に、治療をしてくれた整形外科の先生が医師の魅力を熱く語ってくれたのも後押しになりました。また、興味あることに常にチャンスを与えてくれた両親には大変感謝しています。

出身はどちらですか?
 うまく病状を伝えられない子供の態度や付き添いの方のちょっとした話に注意することで、背景にある生活環境(家庭や学校など)の問題が把握できることがあります。発熱や咳などの一般的な症状への対処法だけでなく、育児や普段の生活へのアドバイスもできるようになります。そうすることで、子供の事なら何でも話せる相談相手になれればと思っています。

出身はどちらですか?
 仕事の合間に二歳の娘の育児に関わる事が一番のストレス解消になっています。トレーニングジムに通って汗を流したり、大好きなサザンオールスターズの曲を聴いたりするのもいいです。

出身はどちらですか?
 当院小児科は常勤医が私だけの一人体制です。病状の急変した患者さん(特に生まれたばかりの赤ちゃん)の処置に当たっていると他の業務が滞ってしまい、外来患者さんを待たせたり突然休診とせざるを得なかったりとご迷惑をお掛けする事もあり申し訳ないと感じています。医師不足が問題とされて小千谷市内でも病院再編が計画されていますが、一日も早く新生児から思春期までお子さんが安心して病院に掛かれるような環境になることを願っています。