関川沿いで緑豊かな四季を楽しむことができる―介護老人保健施設「アルカディア上越」を7月1日、協力病院の上越総合病院近く(徒歩三分くらい)に開設しました。「アルカディア」とはギリシャの地名で、「理想郷」を意味します。

 上越総合病院が移転新築した直後から、介護老人保健施設開設の構想が始まり、2008年10月に同病院内に準備委員会が設置され、今回の開設となりました。

 また、開設と同時に、これまで同病院に設置されていた訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所を移転し、在宅介護のサポートも併せて行える拠点施設となりました。

 施設の主なサービスは、入所(定員100人)と通所リハビリテーション(定員1日20人)となっています。

 建物は一階建てで、ホールを中心とした五つの療養棟、入浴設備、通所リハビリ室にて構成されています。施設の特徴としては、@十分な採光の確保、A入所者の重度化に備えた吸引配管の設置、B大きめな間仕切り家具によるプライバシー空間の確保―などが挙げられます。

 まだ開設して間もないため、独特の慌しさの中で日々の業務に追われていますが、上越総合病院で急性期加療を終えられた患者さんや、地域の要介護者の方が、安心してリハビリ・療養の継続を行える「アルカディア」を目指してスタッフ一同頑張りますので、よろしくお願いします。

 利用の申し込みには、申込書・状態表・かかりつけ医の診断書などが必要となります。詳細は支援相談員までお問い合わせをお願いします。

 
支援相談員 斉藤 謙

スタッフから皆さんへ

 ●看護介護部長を含め十一人の看護師で医学的根拠に基づいた看護・介護サービスを提供していきます。(看護師)


 ●入所者の皆さんやご家族の方々がアルカディア上越に来て良かったと思って頂けるよう、看護師スタッフとともに誠心誠意対応していきます。(介護員)

 ●施設と利用者様・家族の方々をつなぐ役割として、誠意をもった対応をしていきます。利用者様が「ここに入所したい」、家族の方々が「ここなら安心して預けられる」と、思って頂けるように心がけていきます。(支援相談員)


 ●利用者様と一緒に焦らず、楽しく、優しいリハビリテーションを提供していきます。(理学療法士)