　今回は、三条総合病院に長年勤務している吉田先生にお話を伺いました。

　山形県鶴岡市近郊の三川町です。近所に映画「おくりびと」のロケ地もあります。

　小さいころは体が弱く、保育園の時に下痢で一カ月間入院したことがあり、現在の道を進むきっかけになったのかなと思います。

　消化器科が専門ですが、現在は消化器の病気に限らず診ていることが多いです。

　赴任してきたときは、患者さんもスタッフも癖のある人、頑固な人が多いように感じましたが、その分本音でつきあえることが分かり、自然体で向き合えるいい病院だなと思うようになりました。

　趣味はいろいろありますが、料理でしょうか。週末には何かしら必ず作っています。最近では山菜の料理やカツオのたたきなどを作っています。中華料理も好きです。

　なかなか難しい質問です。ただ患者さんには自分の受けている治療を理解していただきたいと思っておりますし、納得をしていただける医師でありたいと思っています。

　三条総合病院にきてから早十二年になります。当初は内科の医師だけでも十人もいましたが、現在はその半分ほどに減少しています。医師不足・看護師不足の厳しい世の中ですが、無理や無駄のない、より質の高い医療を今後も目指していきたいと思います。