人は人生半ばを過ぎると丈夫で長生きしたいと思うようになります。しかし、寿命には限界があって百十歳を越える人は極く少なくなります。皆さんよくご存じのきんさんぎんさん姉妹も110歳には届きませんでした。戦後日本国民の平均寿命はどんどん延びて世界一になりました。が、それにつれて寝たきりの人も増えてきました。
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丈夫で長生きするには幾つかの法則があります。では、それらの主なものについて述べることにしましょう。
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栄養素に過不足ないような食事をすることです。一日三十品目くらいたべると効果的といわれています。繰り返しますが、腹一杯食べてメタボリックになってはいけません。しかし、現代の若い女の子のようにやせていればいいという訳でもありません。塩分は控えめに。
貝原益軒(江戸時代の儒者で福岡藩医)が八十歳を過ぎてから著した「養生訓」で最もページをさいているのは食についてで医食同源を唱えています。
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体を動かさないと筋肉や骨、頭(脳)までが衰えて来ます。特に中年以降は運動を続けていても以前の体力を維持するのにやっとという事を忘れてはいけません。初老期になったらなおさらです。運動は時々やっても効果はほとんどありませんし、昔スポーツをやっていたというのも駄目なのです。
毎日6千歩は歩くようにしましょう。継続は力なりです。最近では都会の人よりも田舎の人の方が歩かなくなっています。車は悪魔の乗り物と思って良いでしょう。しかし、車がないと通勤にも商売にも差し支えるのだから厄介です。
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睡眠の目的は脳の活性化にあります。睡眠時間は短すぎても長すぎてもよくありません。睡眠時間は7〜8時間は必要です。睡眠時間が短く働き過ぎると身体をこわします。肉体的にも、精神的にも。適度の休養は健康維持には不可欠なのです。
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アルコールは日本酒なら一合、ビールなら500_gくらいにしておきましょう。ストレスの解消と称して酒を飲むのは感心しません。だんだん量が増えて来ます。若いうちから飲み過ぎるようだと後になっていろいろな障害が出てきます。飲む機会の多い人は休肝日をおきましょう。
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たばこは諸悪の根元と考えて良いでしょう。貴重なお金を煙にしてまで身体を悪くすることはありません。
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周りの人が何を言おうと打ち込むべき趣味を持つことです。これはストレスの解消にもなります。
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最後に小話を一つ。
医師「メタボになんかなったら良いことなど何もありませんよ。そうならないように食べる物を減らして身体を動かせば良いのです。世の中にこんな簡単なことはありません」
患者「世の中にこんな難しいことはありません」
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