上越総合病院の近くに開設
 新潟県厚生連において介護老人保健施設として七施設目の「アルカディア上越」が、今年の7月1日の開設に向けて準備中です。

 場所は、4年前に新築移転した上越総合病院の近くです。上越市の中心を流れ八月にはレガッタ上越が行われる大河・関川と高速道路とスポーツジム、お城のような結婚式場、そして病院に囲まれています。上越市の中でも最近開けて来たアルカディアという地名の中にあり、環境的にもとても恵まれています。

上越総合病院の近くに開設
 上越市の中で急性期医療を担う上越総合病院を協力病院とし、コンセプトは、
@高齢化社会に向けた地域ニーズへの対応
A急性期医療を補完する機能強化
B利用者の居住環境の向上です。

上越総合病院の近くに開設
 建物は平屋建てでサービスステーションを囲む形で五つの棟から形成されています。棟の名前は五つの色で彩られた花の小路をイメージし「さるびあ (赤)」「すずらん(白)」「すみれ(青)」「はなみずき(桃)」「やまぶき(黄)」の居室棟になります。

 施設の周りの小路では、利用者が散歩をできるようになります。ベンチが所々においてあります。食事を作る厨房も同じ施設内にあります。利用者一人ひとりに合ったおいしい食事を提供します。

上越総合病院の近くに開設
 介護老人保健施設とは、病状が安定期にある要介護状態の方に対し、施設サービス計画に基づいた看護・医学的管理下での介護および機能訓練や日常生活上のお世話を行い、在宅における生活への復帰を目指す施設です。

 入所は、定員百人で利用者の自立と家庭復帰を目標に、一日でも早く家庭での生活に戻ることができるように支援します。医師や専門スタッフの指導のもと、食事や入浴などの生活援助をはじめ、健康管理・リハビリテーション、レクリエーションなどのサービスを提供します。

 ショートステイは、介護を担当される方の急用、旅行などの際に役立つサービスです。また介護疲れをリフレッシュする機会としても利用できます。 通所リハビリテーションの定員は、二十人です。ご家庭で生活されている方にリハビリテーションやレクリエーションなどのサービスを通して、自立した生活を支援します。また、入浴・食事・看護・介護のサービスを受けることができます。

上越総合病院の近くに開設
 現在、老健準備室では物品や設計についての最終打ち合わせ、運用マニュアルや業務マニュアルの作成を行っています。また、職員用の研修計画も詳細な内容作りに入っています。申請用の書類をそろえいよいよ緊張感の春が近づいてきました。ご利用していただける方々に少しでも多く満足していただけるよう職員一同頑張っています。

 最後に入所者および通所利用者を募集しています。どうぞ左記までご相談ください。お待ちしています。

●連絡先上越総合病院内 医療相談室 齋藤清子