自宅への退院を
   充実した回復期リハビリ病棟
刈羽郡総合病院

 刈羽郡総合病院に回復期リハビリテーション病棟(45床)が昨年4月に開設され、入院される患者さんも次第に増え、ほぼ満床の日々が続いています。

 入院された患者さんが安心して自宅へ退院することができるように、病棟とリハビリのスタッフが協力し、その患者さんにあったリハビリプログラムを行っています。

 どのような入院生活を過ごし、リハビリを行っているのかを紹介します。まず起床後、私服に着替えて過ごします。なるべく日中はベッドから離れて過ごせるように、すべてのベッドに介助バーが設置されています。食事はベッド上で取らずに、デイルームなどで取っています。オムツ内での排泄を最小限にするため、トイレの数も多く設置されています。入浴は週二回行います。浴室内の手すりは、患者さんの状態に合わせて選べるように多く設置されています。

 リハビリは内容と時間を充実させ、自宅退院後の生活を考えた具体的なリハビリを行うようにしています。連休を設けず、土曜・祝日は午前中にリハビリを行っています。また、必要に応じて患者さんの自宅を訪問し、家屋改造や福祉用具の選定といったアドバイスも行っています。

 今後も入院された患者さんが安心して自宅へ退院することができるように、また地域の方々に信頼される回復期リハビリ病棟となるようにスタッフ一同努力していきます。

刈羽郡総合病院 理学療法士 本間宏彰