喫茶・バザー・作品展示を楽しむ
患者さんとミニ文化祭          真野みずほ病院
 真野みずほ病院(佐渡市、精神科主体)では、秋に毎年院内のミニ文化祭を開いています。今年も十月二十日にデイケア喫茶店とバザー、作品展示・販売を行いました。

 主体は院内のレクリエーション委員会で実施していますが、昨年度から喫茶店は当院デイケア利用の皆さんの協力を得て運営しています。病棟の患者さんも喫茶店や、バザーで衣料や日用品を安く手に入れられるということもあり、毎年楽しみにされている方も多いようです。

 

 また、中央廊下には各病棟で作成された貼り絵の展示、作業療法で行われている習字の作品展示がされました。デイケア室では、職員や患者さんから寄付していただいた不用品のバザー、作業療法やデイケアの活動で製作されたクラフトかご、籐細工作品、刺し子や編み物などの手工芸作品が並び、文化祭に訪れた方々に購入していただきました。

 作品が展示され満足そうな方、バザーで欲しいものを購入できた方、喫茶店で甘いものを食べられうれしそうな患者さん、また、その喫茶店で働いたデイケア利用者さん、そして文化祭全体をサポートした職員。この日は関わった多くの方にとって充実した一日になったようです。

 作業療法士   矢川奈津子