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侍ジャパンの活躍、WBCの優勝で日本中が沸きあがりスタートした新しい年度。新潟では異常なまでの暖かさで県内の桜がいっせいに開花しました。どこへいっても桜が咲き乱れ、新しく社会人となった若者の門出に花を添え、職場に吹き込んだニューフェイスという新しい風。初々しさと未来に向けた希望がみなぎり、先輩たちも身が引き締まります。そして、たどたどしい新人のかたわら、機敏に動き回る社会人二年目の病院職員がいます。大きく成長した一年を振り返っての感想やこれからの抱負などを紹介します。
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刈羽郡総合病院 理学療法士 室川千穂さん(23)
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「理学療法の奥深さや難しさを実感した一年でしたが、患者さんが徐々に良くなっていくことに喜びと、仕事のやりがいを感じています。二年目も初心を忘れず、向上心を持って日々の業務に取り組み、研修会への参加や資格の取得など、新しいことにも挑戦していきたい」と話す室川さん。
落ち着いた仕事ぶりや、どんな場面でも冷静に対処する姿は二年目とは思えないほどです。そんな彼女の姿勢を見て、患者さんも安心してリハビリに取り組んでいます。
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(取材/村山) |
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糸魚川総合病院 看護師 佐藤淳夫さん(25)
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「この一年間は内科病棟で勤務。さまざまな患者さんと接して日々いろいろな事があり、辛いこともありましたが、患者さんの笑顔に救われ、先輩看護師の皆さんに支えてもらい頑張れています。これからさらに成長し、笑顔で頑張ります♪」
いつも元気、さわやかな笑顔の第三病棟のイケメンアイドル看護師・佐藤さん。重症患者が多い内科病棟でいつもパワフルに活躍しています。厳しい仕事の中、そして女性の多い職場では、スタッフも佐藤さんの笑顔で元気をもらっています。
(取材/保坂)
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中条第二病院 介護員 阿部裕輔さん(24)
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笑顔がさわやかな阿部さん。入浴介助中にお邪魔しました。何も知らずに介護の仕事を始め、いきなり精神科病棟勤務ということで、「人生発の体験や覚える仕事がたくさんあり大変です」とのこと。仕事内容は、食事介助や入浴介助、オムツ交換を中心に多岐にわたっているそうです。
今後の決意はと質問したところ、「これからも頑張ります!」と元気よく答えてくれました。
(取材/久保田)
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長岡中央綜合病院 診療放射線技師 姥澤 一哉さん(24) |
放射線技師の門をたたいた新人は、その業務量の多さにまず驚かされます。病院で取り扱う「放射線」と言っても、胸や骨、胃袋を撮影する一般撮影から、CT、血管撮影、放射性医薬品を用いた核医学検査、放射線治療などがあります。放射線を取り扱わないMRIも放射線技師の仕事です。とても一年で覚え切れる内容ではありません。
「必死で一年を過ごし最低限の撮影は覚えたものの、まだまだ学ぶことが多いです」と笑顔で目を細める姥澤さん。
仕事をこなすことが精一杯で声が小さいなど、コミュニケーション不足から患者さんに不安を与えたこともあったと反省。「二年目は患者さんの立場になり物事を考えられるように心掛け、自分のさらなるレベルアップに日々精進したい」と元気な声で語ってくれました。
(取材/大橋) |
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佐渡総合病院 臨床検査技師 関 元気さん(22) |
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検査室で心電図や超音波検査などを行っている関さん。「初めて病院に勤め、業務や人付き合いなどわからないことばかり。覚えることがたくさんあり、あっという間に一日が終わるような感じでした。慣れても次々と新しいことを覚えなくてはいけなく大変でした。でも、職場の先輩方がやさしくしてくれたおかげで、充実した一年でもありました」と振り返る。
今後も自分のペースで一つずつ覚えていこうと思っています。
一見優男ながらフットサルやマラソンで汗を流すスポーツマンの一面も持っています。仕事に遊びに、そして恋愛にも積極的に取り組んでいるただ今青春真っ只中の好青年です。
(取材/中川)
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