将来、何になりたい? 消防士、ケーキ屋さん、サッカー選手、バレリーナ…。たくさんの夢をとっかえひっかえしていた幼い頃。

 そして二年前、思いをめぐらし夢の泉からひとつを選んだ「看護師」。その後、手にとった道は平坦でないことを知った。

 これからの日々に期待と不安が入り混じる中、今年大人の仲間入りをする自分に贈りたい言葉がある。

(新潟県厚生連の看護専門学校生の抱負を紹介します)

●臼 田 篤 美(上越市出身)
 私は、患者さんの気持ちになって考えることができる看護師になりたいです。患者さんの不安や苦痛が少しでも緩和できるように、知識や技術を身につけたいです。また、20歳になったことを自覚し、気持ちを新たにしてこれからの学校生活を送りたいと思います。
●佐々木 麻 美(新発田市出身)
 成人を迎えるにあたって、自分の行動に責任を持ちたいです。日常生活や学校生活から常にそのような気持ちを持ち、患者さんへの援助につなげたいです。
●関 根 衣 里(最上段写真左端=長岡市出身)
 笑顔を忘れず、いつでも誰にでも思いやりがあり、信頼してもらえる素敵な看護師になりたいです。
●島 川 聖 麗(写真中央=佐渡市出身)
 クラス全員で卒業したい。20歳になると様々なものが自己責任のもと自由になります。「何をしても良い」というわけではなく、「何をして良いか、悪いか」の区別ができる、本当の意味での成人になりたいと思います。責任を持つことの大切さを学び、それを自分の将来にいかしていけるよう、これからも自分の夢に向かっていきたいと思います。
 そして、患者さんの目線で見る看護師になりたいです。