私が所属しているバレーボールチームは「糸姫クラブ」といいます。結婚してまだ間もない頃、病院のチームしか知らない私を地区の方から家庭婦人バレーに誘って頂きました。この時はまだ「上刈ママ」という名前でした。時を経てクラブ名となり、現在は毎年県大会へ出場できるチームになりました。

子供と一緒に・・・
 練習は毎週金曜日の夜行っています。子供が小さい時から練習に連れて行くようにしていたのですが、今では仕事で帰りが遅くなった時は「今日は休もうかな…」と思い家に帰ると、子供が支度をして待っていてくれるため、子供に促されて練習に行くようになりました。おかげさまで、二人のお姉ちゃんはジュニアよりバレーボールを始め、親子で練習できるようになりました。

 年々世代交代し気が付けば長老組で、いつの間にかキャプテンになっていました。

子供と一緒に・・・
 私がバレーボールを続けていく理由はもちろん好きだからですが、日頃の病棟のチーム活動にも非常に役立ちます。後輩に話した事がありますが、監督は師長、コーチは主任(私)、そしてキャプテンがリーダーで、後はエースとセッターがいるといつも例えています。

 役割認識があると同じくバレーボールでもチームが一丸となって、勝利を目指し協力しあう。目下の目標は糸魚川の中で一番になることですが、なかなか叶えられません。

 ソフトボールの上野投手が言っていた「みんなで楽しくやるのもいいが、上を目指して頑張ってほしい」という言葉が印象的で、目標があってこそ一致団結だと思います。

子供と一緒に・・・
 昨年の厚生連の球技大会「ときめきカップ」では、激戦のうえ糸魚川総合病院が真野みずほ病院に勝利しました。その後に行われた婦人バレーボールの県スポーツフェスティバルの佐渡大会で、糸姫クラブは真野みずほ病院のエースのいる金井クラブに惜しくも負け、三位でした。その時に連れて行った息子が熱を出してしまい、佐渡総合病院の看護師さんに親切に車で送って頂き、大変お世話になり感謝しています。

 バレーボールを通してみんなと同じ目標に向かい、努力する素晴らしさと、人と人とのふれあいを感じることがうれしく思います。

 糸魚川総合病院  看護師 中澤多栄子