　県内の弥彦村です。

　深く極めた趣味はありません。ちょっとした趣味はいろいろです。

　夏は登山です。富士山をはじめ百名山を十三山登頂しました。

　長男と下手くそ同士で囲碁をします「大局観」は、診療を行う上でも大いに役立つ考え方です。

　釣りも少しはやりましたが、数年前五月に海に転落してからやっていません。死ぬかと思って何とか見知らぬ人に助け上げられた私を見て爆笑した次男の笑顔は今も忘れません。

　あとはスポーツ観戦です。オリンピックのマイナースポーツも大好きです。

　内科です。特に腎臓病透析治療を専門としています。学位論文のテーマは「尿蛋白による尿細管間質障害」でした。最近は慢性腎不全、特に血液透析における高リン血症について興味を持って仕事をしています。

　高校二年生の時、病気で2カ月半入院しました。ちょうど進路を考える時でもあり、その時の体験が強く影響を与えました。「おじさん先生」達でしたが、それなりにかっこよかったのだと思います。

　11回目の転勤で当院にやってきました。小回りの利く何をするにもやり安い病院だと思います。みんなに少しずつの余裕があり、変なピリピリ感がありません。そのせいかどこにでもいる意地悪人間がほぼ皆無で、極めてフレンドリーな雰囲気です。皆謙虚で、変に格好つけていません。

　患者さんも新潟市中心部に比べて、権利意識が高くなく病院に対する要求や期待感が過大ではないという印象です。地域の先生方との関係も良好のように感じられます。全体的に働きやすい病院であると思います。

（取材／鈴木）