突然の目まい
 平成16年11月、脳梗塞の病が私を突然襲い、私の病気との戦いが始まりました。朝、服を着替えようとした時、目まいに襲われ、腰が抜けたような感じで立ち上がれなくなったのです。その時はあまりにも突然の出来事で、私自身なにが起きたのか分かりませんでした。

 主人の気転で、早急に救急車で刈羽郡総合病院に運ばれ入院となりました。

 以後、私は半身不随となり、治療とリハビリに一生懸命に励み、しびれが手足に残っていましたが、努力の一念でした。
突然の目まい
 しかし、これで私の病気は終わらなかったのです。糖尿病という病気が待っていたのです。いろいろな合併症が出て、入退院の繰り返しでした。その結果、透析をすることとなり、今日に至っています。

 現在は週3回の透析を受けながら、先生をはじめ看護師さんの親切なお世話のお陰で、頑張っています。苦しいことに耐えながら、いろいろありましたが、親戚や友人などの励ましと主人の支えで毎日を送ることができ喜んでいます。

突然の目まい
 また、私には趣味という味方もありました。編み物や俳句など大好きなことが心の支えとして現在では、少しずつ先生方の指導によって、楽しめるようになりました。

 透析の日には、いつも皆様に大きい声を出してあいさつを実行しています。皆様には迷惑とは思いますが、私自身も「今日も頑張るぞ!」と、心に言い聞かせ実行しています。

 これからも、ただただ病院の御世話になるばかりです。今後も主人と2人で努力をし、頑張っていきたいと思っています。

 「歩を合わす夫(つま)のいたわり 桜道」