今から5年前、BSNラジオの人気番組、ミュージックポストの大倉修吾さんの写真集を出版しました。三条総合病院へ百冊贈り、大倉さんのチャリティー講演も開きました。

 その写真展の会場で、突然「体のだるさ」と股関節の痛みを感じました。かかりつけの医師の紹介で、三条総合病院へ受診。「慢性腎炎」と診断され、このままの生活を続けると4、5年で透析導入の予測ありとのことでした。外来で治療を続けていましたが、三年たち「全身のかゆみ」「手足のケイレン」「腹水がたまり息苦しい」と、限界を越え透析導入となりました。

 私はカメラの特技があり、平成5年、アマチュア作家の日本一(林忠彦賞)を頂きました。振り返ると55年もの歴になります。出版冊子266冊で7千部に達しています。県展も入賞含み35枚を越えました。

 股関節の痛みは親切なスタッフのアドバイスと押し車でだいぶ楽になりました。

 市史料館に8回目の(平成22年度)企画写真展が6月開催されます。今はそのセレクトに懸命です。透析2年を迎え、カメラを持てることを喜んでおります。