今年の一月、予兆もなく急に立てなくなり(脳梗塞で)上越総合病院へ運ばれました。医師の対応により一命を取り留めましたが、しばらくは意識がもうろうとしていたようで発症当時のことははっきりと覚えていません。
同病院でのリハビリは、足を強くするために歩行練習を中心に行いました。初めは立つだけで精一杯でしたが、入院中に少しずつ歩けるようになりました。
一番辛かった事は、本人にしか分からないものかも知れませんが、今まで動いていた体が急に動かなくなった事です。病気になる前はダム工事などの土建業をしていました。
自分と同じような状態でいる人も頑張れば少しでも良くなると思っていますので、自分を含めて病気に負けずに治療やリハビリに頑張って取り組みましょう。
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夫は今年の一月ころから、食欲が落ちて具合悪そうにしていました。近所の人に病院にかかった方がよいと勧められ、上越総合病院に受診しました。検査の結果、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と心房細動と診断されそのまま入院となりました。
夫の闘病中は、今まで二人で畑仕事をしてきたのですが、夫が急に具合が悪くなり、入院してしまった事がショックで自分も精神状態が不安定になり悩まされました。夜に一人で泣いたこともありました。
夜一人で家にいて寂しい時に夫の名前を呼んでいたら、近所の人が心配して駆け寄ってきてくれたこともありました。娘夫婦と一緒に暮らすよう勧めてくれました。あとは夫が施設(介護老人保健施設)に入所する前は歩けなかったのに、施設に入所したあとのリハビリで歩けるようになった事にも感謝しています。
今は夫婦で施設に入所して、もう家のことは心配しなくても良いので、この施設内で皆さんと仲良く楽しく暮らしていければと思います。
夫の病気にずいぶん苦しんできましたが、「喉もと通ればあとすずし…」ではないですが、こんな苦しい思いはいつまでも続かないはずです。あとになれば楽になって振り返れる時が来ると思うので、頑張っていきたいと思っています。
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