「透析」は、平成四年七月から始めました。透析導入最初の頃は、体調が思わしくない時もありましたが、幼稚園を退職したことで今までやれなかったことをやろうと思い、透析実施と同時にロマンドールやレクダンス、地域生涯学習、カラオケ、旅行など気のむくままやりたい放題、満喫できるまで楽しんできました。今は、「腎友会役員」と「臨時保育士の仕事」と「透析」とともに生活しています。
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腎友会は、結成十年目になり役員をさせていただき、年上の透析患者さんから「昔の透析は、大変だったんだよ」。批判的な苦情がくると「いろいろな考え方の人がいるからね」「次の世代にも安定した透析医療が持続できるように全腎協ぐるみでやっていくことが大切だと思うよ」など人間関係の円滑さを知らされ勉強になっています。
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保育士の仕事は、純粋で瞳輝かせている幼児と一緒に遊んで元気をもらっています。このような生活を送らせていただいていることで、心の栄養を身につけているように思われます。
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透析は、医学の進歩と病院のスタッフの方々のお陰で安心して受けられます。でも食事の自己管理を怠り塩分・水分のとり過ぎ、カリウム・リンの高い食品を食べ過ぎるなどがちょこちょこあり、栄養指導を受けることもあります。このようなことは、安定した透析を受け「元気になる自分のため」と初心に返ることもたびたびあります。
週三回夜間透析の通院を通して社会とつながり、私のもう一つの仕事のようにも感じています。透析室のスタッフの方々と仲良しになり「渡る世間は鬼ばかりを見たかね」「アルビサッカー負けたね」と世間話が飛び交います。透析後身体の活力も頂き帰途に着きます。心身ともに健康の毎日を頂きおまけに視野を広げさせてもらっています。
日々の生活が充実できていることは、病院のみなさまが支えて下さっているからと喜び感謝しております。
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