突然、透析患者になりました。それまで病気知らずの私でしたから、すごくショックでした。病院はただただ怖いし、痛いことをする場所との思いばかりでした。
そんな病人の痛みを知らずにきた私でしたが、透析患者になった今、仲間と励まし合い、支え合って生きています。
先生、看護師さんは、病人の気持ちを分かって下さっています。
優しくて、親切で…。
それが身にしみうれし涙が出ます。だから今は病院通いも楽しいです。
透析を始めたころは、あまりの状況変化に、ただただ呆然としていました。背中をポンポンとされても気付きません。名前を呼ばれ、何で呼ばれたのだろうと、ぼんやりしていたのです。
その時、「頑張って!」と掛けて頂いた声の優しさは忘れようがありません。そして、心の底から生きる希望が湧いてきました。今は、ただ「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。
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