〜平成20年4月から40歳から74歳までの人の健診が変わります〜

 みなさんは、一年に一回の健康診断をどこで受けていますか? 市区町村で、職場で、かかりつけ医のところでなど、さまざまかと思います。

 国は、生活習慣病が死亡原因の6割、国民医療費の3割を占めることを重く見て、医療保険者が主体となり、被保険者である私達の健診を実施する体制をつくりました。それが、特定健診です。

 医療保険者というのは、健康保険組合、政府管掌保険組合、共済組合、市区町村国民健康保険などを指します。来年4月からは、医療保険者から送られてくる“特定健診受診券”を持って検診に行くことになります。そしてこの特定健診は、健診結果をだすと同時に、健康をとりもどすための、生活習慣改善の必要性の高い人を選び出していきます。そして選ばれた人には、丁寧にその人の生活に合わせた指導が医師・保健師・管理栄養士・看護師から実施されます。

 さあ、あなたの健康はいかがでしょうか?
 
上越総合病院 保健師 宇佐美裕子