中条第二病院は、国道117号線に面した三階建ての病院です。同じ敷地内に、中条病院(一般90床)と介護老人保健施設「きたはら」(入所百床、通所20人)が並びます。
昭和42年、当時十日町市隣接四市町村唯一の入院可能な精神科施設として中条病院に精神科病棟が開設されました。その後、平成11年に経営分離され、現在の中条第二病院となりました。
平成16年10月の中越大震災では、建物に大きな損傷を受け入院患者さんの転院を余儀なくされる等、様々な困難な課題に直面しました。しかし、国・県・地元行政等広くご支援をいただき、17年4月には従来の病院建物での外来・入院診療を再開できました。その後、入院患者数が増え、現在満床状態が続いています。
認知症を中心に地域の精神医療需要は高く、昨年の新患数は約九百人、時間外診療患者数は約400百人、外来患者数は一日平均80人余で10年前の約5倍と多くの人が診察に訪れています。
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